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2001/05/25
Weekend Theater ID:255

おはよ~。

国会中継が史上初の高視聴率。
結果、控訴断念。
関心の高さが、政治を正常にもどします。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
御存じ金曜ホラー劇場。
お楽しみください。


その男は、長い間の引きこもり生活に、
つい最近終止符を打った。
これと言ったきっかけがあったわけでは無いのだが、
すでに30も半ばを過ぎ、自室でのアイドルお宅も
なんとなくぱっとしなくなった彼は、
意を決して渋谷へ行って見ようと、
自宅近くの駅へ向かった。券売機に近づいた彼は、
自分の目を疑った。自分が覚えている、券売機とは程遠い、
未来都市のような機械がそこにあった。
途方に暮れている彼のそばを、
思わずどぎまぎしてしまうほど短い
スカートをはいた、金髪の若い子がふたり、
しゃべりながら通り過ぎた。
「あんたもイオカードあるの?」
「うん。オッケーだよ。」
二人はカードを差して改札を通り過ぎた。
呆然としていた彼は、ハタと何か思いつたように
財布からカードを取り出した。
彼は自信を持ってそのカードを改札に差しこんだ。
だが、けたたましいチャイムが鳴り、
ゲートが閉じてしまった。
駅員がやって来て、取り出したカードを見て言った。
「お客さん、テレカじゃだめだよ。
 おや、これ元アイドルの・・えっと、松本…」
「イヨカードだけど…。」


※実在の人物、団体、事件、商品とは関係ありません。

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