時間の隙間シリーズ「ディック・ハワード」いつもより混み合っている通勤電車の中で、ディック・ハワードは同僚の吉岡とお互いを見付けた。つぎの駅で乗客が入れ替わると同時に、お互いに動き、二人はそばに並んだ。「オハヨウ、ヨシオカサン」「おはよう、ディック。今日も混んでるね・・。」吉岡の言葉が終わらないうちに電車が動き、ディックに乗客全員が寄りかかったのではないかと思うほど圧力がかかった。しかもディックは足を踏まれた。「ouch!イタタタタ!アシ!」思わずディックは声をあげた。ゆれが戻り、吉岡が言った。「足ふまれたの?でもおれじゃないよ。」再び、先ほどより強くゆれた。ディックはまた足を踏まれた。先程より痛かったので、ディックは叫んだ。「オーマイガッ!」「俺じゃないって!」 ※実在の人物、団体、事件、商品とは関係ありません。