2013/02/16
Weekend Theater ID:873
おはよ~。
寒い風が吹くけど、なにか春っぽい。
さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知、金曜ホラー劇場。
お楽しみください。
伊集院 涼子シリーズ ハイパー(2)
「解析が大事なのよ。でも、今のうちらの精度じゃ、
せいぜい30メートルだわ。もうそれ以下は信号のノイズだらけで
メテオ(隕石)だかなんだかわかりゃしないのよ。でも今回のメテオ
は10メータ程度なの。見つけられるようにならないと危険だわ。」
ロシア情報省の敏腕情報解析官のセルゲイ・アリョーノフは、
見た目のマッチョさとは裏腹に、おねえ言葉の優男顔だった。
ロシアで起きた今回のメテオライトインパクト(隕石衝突)
の原因解析に、ロシア政府から涼子の名が挙がり、
連邦宇宙局に招かれた。そこでは、非常事態省・情報省と
共同の解析チームが出来ていた。中心になっているのが
おねえのセルゲイだった。
「それでね、いま地球に向かって落ちてくるメテオのサイズ、
どこまで小さい物が観測できるかやってみてるのよ。」
涼子はコンソールをいじりながら、情報取得先を宇宙ステーションの
ミールに切り替えてみた。
「やだ涼子ちゃんってフリーねぇ。政治事情もあったもんじゃないわ。
ミールは米国と共同なのよ。こっちの能力がみんなばれちゃうじゃない・・。
といっても涼子がいじってるんじゃ、あちらさんもその能力にびびるかもだけどさ。
・・あら?早速成果?なによ!2メータまで見えるの!すごいわ・・でもなによこれ!
数が凄いわ!こんなに大量に大気圏突入してくるの!いやーっ!やメテオ!!」
※実在の人物、団体、事件、商品とは関係ありません。