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2014/04/13
Weekend Theater ID:933

おはよ~。

寒いの?暑いの?

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知、金曜ホラー劇場。
お楽しみください。

ワニらしき動物が複数いると市からの依頼を受け、
沼地と化した休眠の田に出動した猟友会のメンバーに緊張が走った。
「あれじゃないか?あそこ・・。」
身をかがめ銃を持ち、長靴のくるぶしまで埋まる泥に足を取られながら
等間隔で横に並び、少しずつ歩いていたメンバーは、端を歩く長老の低い
言葉に歩みを止め、皆目をこらした。
あぜ沿いの先の、伸び放題な茂みがうごめき、
時折水しぶきが上がる場所があった。
「ゆっくり進むぞ・・。」
再び長老の声に、みなその場所を目指した。
「うわ!長老!!大変だ!」
先についた若衆が慌てて銃を構えながら叫んだ。
「た、たくさんいるぞ!」
長老はワニ群を取り囲むような陣形をとらせようと叫んだ。
「・・みんな!わになってすすめ!」
皆、一瞬顔を見合わせたが、次々泥に伏せていった。
「長老!命令どおり皆ワニになりました!」


※実在の人物、団体、事件、商品とは関係ありません。
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