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2015/12/11
Weekend Theater ID:1018

おはよ~。

今日はへんな陽気ですね。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知、金曜ホラー劇場。
お楽しみください。



世界のナッサンの研究チームは、ついに完璧な自動運転車両を
完成させた。
その試乗会にナッサン社長、カルイシ・ガーン氏の姿があった。
「社長!ご試乗、ありがとうございます。ついに我がチームが、
完璧なオートマチック車を完成させました。名付けて『流星号』。
行く先をオートナビに告げるだけで、
車で行けるどの場所にも自動運転・自動制御で
安全にご案内いたします。オーナーは乗っているだけ。」
「それは楽しみだ。すぐ試乗させてくれたまえ。」
担当チームは早速ガーン氏を試乗車に乗せると、『研究棟まで』と
オートパイロットに告げた。このテストコースから研究棟まで約2キロの道のりだ。
ガーン氏を乗せた流星号は結構急発進でスタートした。
「ちょ、ちょっと急発進すぎないかね・・。なんだかハンドル操作もゆらゆらしているような・・。」
加速もたどたどしく、ブレーキも急だ。なによりハンドル操作が常に右に左にと揺れていた。
「・・きみ・・、このへたくそな自動運転はどうなんだね・・。」
青い顔をして社長はうめいた。
「吐きそう・・。」
同乗していた研究員は涼しい顔で言った。
「どうですか。さすがおうとマチックでしょ?」



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