2020/08/07
Weekend Theater ID:1261
おはよ~。
恐怖はすべての不都合を呼びます。
正しい知識があると、恐怖は消えます。
怖いのは、知らないからです。
もし、何かを聞いて怖いと思ったら、
それは正しい知識ではないからです。
怖いからと行う事は、
不都合しか呼びません。
知ることは勇気。
「人々は常に意のままになるものだ。
自分達が攻撃されていると説明するだけでいい。
反対するものは命を危険にさらす人々だと非難しろ。」
ヒルマン・ゲーリング
さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知、金曜ホラー劇場。
お楽しみください。
「お祭りも花火もなくなっちゃったじゃない、
だからせっかっく去年買った浴衣を着る
機会がなかったからすごくうれしい。」
この騒ぎですっかりご近所の集まりが
無くなってしまった啓介は、気の合う
ご近所で、テレビを見ない人たちが、
ごく内輪で納涼会を開くと聞いて彼女の
奈緒を誘った。
待ち合わせ場所で自らも浴衣を着て
待っていた啓介のもとに、華やかな笑顔と
ともに奈緒が現れた。
「啓介!すごく似合うよ!」
そう言うと奈緒は啓介の前でくるりと
ターンをした。
「みて!私の浴衣ね、
去年の秋にバーゲンだったの。買っといて
よかったと思うの。でしょ?」
奈緒が着ているのは落ち着いた薄いピンク地に
小花が散っている美しい柄の浴衣だったが、
帯から下は、同じ生地の前がミニ、後ろが
ロングのフィッシュテールフレアスカートだった。
しかも厚底でライトグレーのエナメルリボンパンプス
をはいていた。斬新ではあったが、
よく似合っていたので、
啓介は少々たじろぎながらも言った。
「ゆ・・ゆかったね。」
※実在の人物、団体、事件、商品とは関係ありません。