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2022/12/02
Weekend Theater ID:1382

おはよ~。

師走ですね。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知、金曜ホラー劇場。
お楽しみください。


「時間の隙間」
ディック・ハワードシリーズ16


今回出張でディックの支社にやってきた
ハロルドは、家族みな敬虔なクリスチャンだった。
ハロルドが日本の庶民文化に触れたいと
言うので、ディックはランチに下町の食堂へ
連れていった。
「なかなかカジュアルな食堂だね。」
ハロルドはわくわくしながら言った。
粗末なテーブルとパイプの丸椅子に座ると、
厨房白衣を着た威勢のいい兄ちゃんが
「いらっしゃ~い!何にしましょ!」
と言って水のコップをディックとハロルドの前に置いた。
ハロルドは驚いてディックに聞いた。
「ここ、チープそうな食堂なのに水はタダなのかい?」
ディックは笑いながら答えた。
「日本ではだいたい水はタダだよ。」
ハロルドは嬉しそう言いった。
「そうなのか!おお、神に感謝します、
アーメン。」
「はい!らーめんいっちょう!!」
聞いていたお兄ちゃんが厨房に向かって叫んだ。




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