2025/09/05
Weekend Theater ID:1526
おはよ~。
秋は台風。
普通の事も演出が入れば
ものすごい恐怖に。
さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知、金曜ホラー劇場。
お楽しみください。
敏夫は娘が小学校に上がるタイミングで、
手狭になった家を売り、女房の小春が
苦労して貯めた預金と合わせて頭金とし
新しい家を買う事にした。
不動産屋が持って来た物件のうち、予算と希望に合う
物を2つに絞った。
敏夫は喜んでいる女房の好きにして欲しいと思い
内容は聞いていなかった。
悩む女房に不動産屋が言った。
「それではご主人に選択して頂きましょうよ。」
「そうねえ・・。あなた、どう?」
不動産屋は敏夫に言った。
「選択お願いできますか?」
敏夫は頷いて席を立ち、ぽかんとする女房と不動産屋を
置いて風呂場に向かおうとした。
「あなた!どうしたの?」
女房がいぶかしげに敏夫の背中に声をかけた。
敏夫は振り返りながら言った。
「いや、洗濯機、風呂場にあるから。」
※実在の人物、団体、事件、商品とは関係ありません。