年代へJump
2016/10/14
Weekend Theater ID:1062

おはよ~。

ノーベル文学賞が斬新。
風に吹かれちゃったようです。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知、金曜ホラー劇場。
お楽しみください。



近藤はとても疑り深い性格だった。
刑事としては有用な性格なのかもしれないが、
人としてはどうなのか、微妙な時もある。
今、近藤の課が追っている殺人事件のタレコミがあり、
情報を持っているという人物に接触することになった。

小池と名乗るサラリーマン風のその中年男は、少しうつむき加減で
待ち合わせの場所に立っていた。
近藤はバディの大友を少し離れた場所に待機させると、
気配を消しながらその男に近づいた。
「あなたは・・。」
男は近藤が声を掛けると、「はっ。」っとしたように顔を上げ、
「あ・・。小池です。」
と慌てるように言った。
近藤は薄くなったその男の髪の毛をしげしげと
見ながら言った。
「本当に・・小池・・さん?」


※実在の人物、団体、事件、商品とは関係ありません。
All rights reserved by NY