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2017/07/21
Weekend Theater ID:1102

おはよ~。

梅雨明けです。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知、金曜ホラー劇場。
お楽しみください。


ロサンジェルスの高級住宅街、サンヴィセンテの一角に、
投資家のボブ・ジャーメスは庭園を備えた日本風の邸宅を持っていた。
彼はCSISの、原発へのそれと同じように内政干渉を真に受けた麻生が、
大々的に海外へ打ち出した日本の水道民営化をにらみ、
日本アルプスの水利権を持つ日本の会社を買収し、
莫大な利益を上げていた。
元々山師なボブは、儲けた金を大好きなクラッシックカーに
つぎ込んでいた。元モデルの妻、メアリはそれを快く思っておらず、
喧嘩が絶えなかった。
秘書のアランはボブの書斎である和室に呼ばれた。
アランは障子を開け、椅子で使えるように脚を長くした
書生机に座るボブの前に出た。
「障子を閉めてくれ」
ボブは近くへ来るようアランに手招きし、小声で話し始めた。
「カルバーシティの中古屋から面白い物件を手に入れた。
ケネディが乗っていた『リンカーン・コンチネンタル』だ。」
「ええ!一体、いくら出したんですか!」
アランはのけぞった。
「大きな声を出すな!メアリに知られたら大変だ!注意しろよ。
良く言うだろ?壁に耳あり、障子に・・。」
その時、障子が勢いよく開き、憤怒の形相の奥方が立っていた。
「・・・メアリ・・。」




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