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2021/02/12
Weekend Theater ID:1288

おはよ~。

中華旧正月。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知、金曜ホラー劇場。
お楽しみください。





達夫は孫の文也と秋葉原を歩いていた。
「じっちゃん、ここがこの辺では有名な
メイド・カフェなんだ。ここに入ろう。」
齢75歳にして初めてメイド・カフェという、
すでに若者だけではなく、世界が認める
スタンダードな文化になった物を初体験だ。
歌舞伎町が全盛文化だった達夫にとって、
栄枯盛衰を感じる秋葉原だった。
達夫は予備知識として注文品が運ばれて
来た時にかける呪文?のような言葉を
小さく手のひらに書いてきた。
すらすら言って、文也を驚かせようと
思い、見つからないような場所に書いた
つもりだった。
「ご主人様!手のひらに文字が!
おもしろ~い!」
メイドの子に見つかった。
焦った達夫は文也に言った。
「こっ、この子、目ぇいいど!」



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