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2026/03/06
Weekend Theater ID:1552

おはよ~。

啓蟄を過ぎました。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知、金曜ホラー劇場。
お楽しみください。


トムは念願の日本旅行に身も心もウキウキだった。
時代劇やアニメが好きで、寺や神社を見たかったし、
侍や芸者を見たかった。
彼は浅草の観光会館で受付の現代的な装いの美人に
不思議な感覚を覚えながら、たどたどしい
日本語で尋ねた。
「芸者 呼ぶ できる?」
受付嬢は笑顔で答えた。
「勿論です。玄関を出たところで車をお待ちください。」
トムはあまりの簡単さに驚いて何度も礼を言って
玄関を出た。ほどなくタクシーが来て、運転手ドアを
開けて言った「お待たせしました。」
喜んで乗ったトムに運転手が尋ねた。
「どちらまで?」
トムは明るく答えた。
「芸者お願いします!」
運転手は少し笑って答えた。
「はい、迎車です。で、どちらまで?」



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