いやっほ~。暖かくなってきました!
さて、今週もいよいよ週末。一週間お疲れ様でした。忙しい中、一服の清涼剤。御存じ金曜ホラー劇場。お楽しみください。
「時間の隙間」シリーズ ディック・ハワード8
ディック・ハワードの住むマンションの隣に、おませな女の子が住んでいた。『まり』と言う小学一年生の彼女にエレベータで出会うのだが、外人が珍しいのかとても愛想良く話しかけて来るので、彼もついつい饒舌になった。日本語の練習に、彼女の単語は解りやすくて助かったし、彼女も英語を聞きたがった。ある日、彼女の母親だと言う女性とエレベータで一緒になったのだが、彼女は困った顔でこう言った。「アメリカではどうだか知りませんが、日本では甘いものは虫歯になると教えています。うちの子は娘ですから、歯並びは将来大切ですので、あまり非常識な事はお教えにならないで下さいね。」どうしても解せないディックは、後日女の子とエレベータで乗り合わせた時に問いただした。彼女は心外だと言う顔で言った。「あら、お母さんにはいつもディックさんに習った事を話しているのよ。この間だって、ディックさんに会ったって言ったら何を習ったのって聞くから、その時教えてもらった英語を話しただけだわ。」「ソノトキ、ボク、ナニオシエマシタ?」「蜂蜜はハニイイ」 ※実在の人物、団体、事件、商品とは関係ありません。