2002/12/06
Weekend Theater ID:335
おはよ~。
師走。ほんと、足が速い。
さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知金曜ホラー劇場。
お楽しみください。
自宅近くのスーパーで、久しぶりに高校時代の友人に出会った。
自分も含めて、最近では珍しく無くなった中年男の買い物姿だったが、
この友人が肉類の陳列された冷蔵ケースの端に立った姿は、
どこか所在無げにそわそわしていて、
いやいや母親の買い物に付き合わされた
小学生のようだった。
彼の向こう側で、定員と店長らしき男たちに、
大声で何か文句をつけている老婆を覗うでも無し、
その場を離れるでも無しというようにも見えた。
「やあ、小田じゃないか。久しぶりだなぁ。」
「お・・・おお、久しぶり・・・。」
声をかけると、彼はその老婆と私を遮るように立ち、わざとらしく片手を
頭の後ろに回した。後ろの老婆はますます声が大きくなった。
「おい、あのばあさんずいぶん我儘な事いってるなぁ・・・。どこの人だろ。」
彼はあきらめたように小声で言った。
「・・・我がママ・・・。」
※実在の人物、団体、事件、商品とは関係ありません。