2006/09/15
Weekend Theater ID:534
おはよ~。
すっかり秋めいてきました
さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知、金曜ホラー劇場。
お楽しみください。
「1964年、京都での特別展示で出合って以来、恋焦がれてここまで
やってきた・・。ミロのビーナスがルーブルを出て海外へ渡ったのは
、歴史上その1回だけだった。私が巨匠といわれる彫刻家になれた
のも、学生の頃のあの出会いがあったからだ。敬愛なるミロの
ビーナスに捧げて、この彫像に魂を込めた。」
記念館の開館式にスピーチした巨匠は、入り口正面に配された大きな
彫像にかかった白い布を引いた。会場からどよめきが漏れた。
「ミロのビーナスじゃないか・・。」
「いや、腰布を纏っていない!裸だぞ!」
巨匠はゆっくりした口調で紹介した。
「皆さん・・。『モロのビーナス』です。」
※実在の人物、団体、事件、商品とは関係ありません。