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1997/08/15
Weekend Theater ID:57

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知、金曜ホラー劇場。
お楽しみください。


「鉄腕アトム」

アトムはお茶の水博士にたのまれ、妹のウランの
視力検査をしていた。白線の後に立つウランから、
5メートル離れた板に五十音が書かれた表が張ってある。
だが、アトムはウランがひらがなが読めない事を知らなかった。
「博士、ウランはちょっと視力回路か分析回路がおかしいです。」
「なぜかね?変な答えばかりだったのかね?」
「ええ。僕が文字を指して『何がみえる?』と聞くと、全部同じ
 答えなんです。」
「ほう。なんと?」
「『あ』と『む』」


「銀河鉄道999」

鉄朗は、窓の外に広がる広大な宇宙に
無数に輝く銀河を眺めながら、
自分は何処から生まれ何処へ行くのだろうと
空しさにも似た気持ちをかみしめていた。
一緒に旅する謎の美少女メーテルは、
憂いを含んだまなざしを鉄朗に向けていた。
「ねえ、メーテル、僕達はなぜ生まれて来たのだろう。」
「鉄朗、あまり難しい事は言わないで。眠くなってきちゃった。」
「ねえ、見てご覧。きれいな銀河だ。ねえ、メーテルってば。
ちゃんとめ~てる?」




「ルパン3世」

執拗な銭形警部の追跡を、初詣の人ごみでまいたルパンは
その人ごみのなか、謎の美女不二子にまたしても
獲物を横取りされそうになっていた。
「ルパン、このダイヤはいただいてゆくわ。じゃ。」
なげキッスとともに人ごみに消えそうになった不二子の手を
ルパンは間一髪とらえた。
「ふじこちゃ~ん。そりゃないんじゃな~い。」
そう言いながら引き寄せた手は白い裃の男に入れ替わっていた。
泣きながらルパンは言った。
「うじこじゃ~ん・・・。」






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