2014/03/28
Weekend Theater ID:931
おはよ~。
いよいよ春本番。
さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知、金曜ホラー劇場。
お楽しみください。
スタインウエイをこよなく愛するホロビッツは、
後に名演とされた1986年のモスクワライブ当日、
リハーサルで「G線上のアリア」を奏でた。
彼はピアノの調律を確認する為によくこの曲を演奏した。
しばらくの間彼は、彼独得の虹のような音を奏でていた。
スタッフ達は仕事の手を止め、今世紀最大のピアニストが
奏でる至上のアリアを、一音も聞き逃すまいと聞き耳を立てていた。
ふと、彼は左手ベース音のGで音をサスティンし、演奏を止めた。
彼は目をつぶって余韻に聞き入りながら首をかしげた。
「ありぁ?」
※実在の人物、団体、事件、商品とは関係ありません。