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2014/09/06
Weekend Theater ID:953

おはよ~。

9月に入りました。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知、金曜ホラー劇場。
お楽しみください。



夏休み、おじいちゃんの家に遊びに来た遥大は
なにかおじいちゃんの手伝いがしたくて、いつも
庭の雑草取りをしてあげていた。
小さな庭だったが、小学生の遥大には十分な労働だった。
いつも庭木の周りにひざ丈ほどに育った雑草を,軍手をして
引き抜き、不思議になにも生えない庭の真ん中に集めた。
そのままにしておけば、秋にはまた土に帰るからとおじいちゃんは
言っていた。

今年の夏は少し様子が違った。おじいちゃんが体調を崩し、
春から長い床生活になっていた。
今年も遊びに来た遥大におじいちゃんが言った。
「遥大、ごめんよ。今年は雑草取りはしなくてもいいよ。
実はいつも先におじいちゃんがある程度とっていたんだけど、
今年は起きられなかったから、雑草も伸び放題なんだよ。
この時期じゃ、庭は雑草で森のようにうっそうとしていると
思うから。」
遥大はおじいちゃんの言っていることの意味はよくわからなかったが、
今がお手伝いの最大のチャンスだと思い、
やるきまんまんで縁側から庭を見た。
だが遥大は自分の背丈をゆうに超えて育った雑草に
埋め尽くされた庭を見て、思わずその光景に驚きの声をあげた。
「うっそ~!!」



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