年代へJump
2014/10/04
Weekend Theater ID:957

おはよ~。

大型台風接近中です。
そなえましょう。


さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知、金曜ホラー劇場。
お楽しみください。



圭子は友人と新進気鋭の服飾デザイナー、荻野道子の新ブランド
「MICHIKO PARIS」の展示即売会へと出かけた。
話題のデザイナーらしく、そんなに広くない会場は、入場規制がかか
るほど人気だった。
やっとの思いで会場入りした圭子は、最初に目にしたスカートのAラ
インの美しさにすっかりとらわれてしまった。ゆったりとした厚手の
生地に、小紋のような何か模様がデザインされていた。シックな色も
スカートのシルエットにとても良くあっていた。
スカートに顔を近づけて生地の模様を確かめていた友人が、うれしそ
うに声を上げた。
「なにこれ、小さな恐竜の柄だわ!おもしろい!」
圭子は少し驚いたけれど、よく見ないとわからないという柄の使い方
が、なんとなく粋だと思った。
「大きいサイズがあるかしら。」
このスカートは手にいれようと決心した圭子は、友人に聞くでもなく
、独り言でもない雰囲気でそう聞いた。
「大きいのは・・・ないかもよ。」
友人がにやりとしながら圭子に言った。
「なぜ?」
圭子が聞き返した。
友人は可笑しそうに言った。
「だって恐竜柄よ?大無ソウじゃない。」


※実在の人物、団体、事件、商品とは関係ありません。
All rights reserved by NY